筋トレの効果を最大限に引き出すためには、適切な頻度での筋トレというのは非常に重要になってきます。筋トレはやりすぎてもダメですし、やらなすぎても当然、筋肉は付きません。筋トレ初心者の方なんかは、トレーニング始めたてで、ついついやりすぎてしまうんですよね、、、。
そこで今回は、効果的に筋肉を付けるための筋トレの頻度や注意点を解説します。
◼️筋トレは毎日しても良いのか?
『筋トレは毎日しても良いのか』
この疑問は多くの方が持っていると思います。特に筋トレ初心者の方なんかだと、筋トレは毎日した方が筋肉の成長も早いんじゃないか?なんて思っているのではないでしょうか。
結論を先に言うと、やり方次第では筋トレは毎日やっても大丈夫です。
これはどういうことかと言うと、毎日部位を分けてトレーニングをする、いわゆる分割トレーニングをすれば大丈夫というわけです。具体的な例を出しましょう。
・分割トレーニングの例(1週間)
月曜日 | 胸トレーニング |
火曜日 | 背中トレーニング |
水曜日 | 脚トレーニング |
木曜日 | 肩トレーニング |
金曜日 | 腕トレーニング |
土曜日 | 腹筋 |
日曜日 | 自分の弱点部位 |
上記のような日程でトレーニングメニューを組めば、筋トレを毎日やるのは可能です。
基本的に1つの部位のトレーニングは、筋肉の回復なども考えて週に1回で十分、やったとしても2回までです。週に2回以上、同じ部位を鍛えてしまうと、筋肉の回復時間が十分ではないため、筋肉がまだ修復している段階でのトレーニングとなってしまいます。
では、毎日トレーニングするのはもっとも効果的な方法なのでは?と思う方もいると思います。たしかに毎日トレーニングをするこの分割トレーニング法は、筋肉を成長させるために効果的な方法の1つですし、メリットも多くあります。しかし、デメリットも当然あります。
☑️分割トレーニングのメリット
・1つの部位に集中できる
・トレーニング時間の削減
・筋肥大しやすい(週1〜2回のトレニングに比べ)
☑️分割トレーニングのデメリット
・疲労が溜まりやすい
・メニューの組み方を間違えると逆効果(同じ部位を2日連続など)
・継続が難しい(初心者の方は特に)
うまくトレーニングメニューを組めば、この分割法は筋肥大するためにかなり効果的です。しかし2日連続で同じ部位を鍛えたり、週に同じ部位を3回トレーニングなど、メニューの組み方を間違えてしまうと逆効果なので注意しましょう。
また、筋トレ初心者の方がいきなりこの分割法をして毎日トレーニングをしてしまうと、継続できずにそのまま筋トレを辞めてしまうパターンが多いです。筋トレ初心者の方は、まずは無理せず自分のペースで筋トレをして、筋トレに慣れましょう。
◼️筋トレの頻度は週に何回がベスト?
上記で毎日トレーニングすることについて解説しましたが、『結局、週に何回トレーニングするのがベストなの』と思いましたよね。
結論を言うと、トレーニング次第では週に2回でもオッケー、逆に上記のような毎日トレーニングするのもオッケー。その他にもやり方次第では週に3回、4回、5回でもオッケー。つまり何を言いたいのかと言うと、筋トレのベストな頻度というのはやり方次第で全て変わってくるということです。
例えば、週に3回の筋トレがベストな頻度だとしても、その3回のトレーニングで胸トレを3回してしまえば、オーバーワークとなってしまため全く筋トレの効果を得ることはできません。
毎日トレーニングする例は上記で解説したので、週に2回のトレーニングや、その他のトレーニング方法についてを解説します。
・週に2回のトレーニングの場合
上半身(胸、背中、肩、腕)と、下半身の2つの部位に分けてやります。あまり時間が取れなかったりする人なんかはこの方法がおすすめです。しかし、1回のトレーニングでやる部位が多いため、1回のトレーニング時間が長くなり、集中力が切れてトレーニングの質が落ちてしまう可能性もあるので、そこが注意点です。
・週に3〜5回でトレーニングする場合
パターンA(週に3回) | 胸と肩、背中と腕、脚 |
パターンB(週に4回) | 胸と肩のフロント、背中と肩のリア、腕、脚 |
パターンC(週に5回) | 胸、肩、背中、腕、脚 |
週に3〜5回でトレーニングする場合は上記のような感じになります。このようにメニューの組み方次第で、週に何回トレーニングすれば良いのかなども変わってきます。
例えば、『今週は忙しいからパターンAでいこう、来週は時間あるしパターンBでいこう』といった感じで、週によってトレーニングメニューを構成していくのも全然アリです。
このように週に◯回トレーニングするのがベスト!というのはなくて、やり方次第で全て変わってきます。後はトレーニングの強度ですね。
◼️筋肥大で大切なのはトレーニングの強度
結局、効率的に筋肥大させるために大切なのは、筋トレをする頻度よりも1回1回のトレーニングの強度です。
いくら上記で解説したトレーニングメニューをこなしたとしても、トレーニングの強度が低く、筋肉に負荷をかけることができなければ筋肉は成長しません。
オーバートレーニングに気をつけつつ、トレーニングメニューもしっかり組んで、しっかり筋肉に負荷をかけれる強度でトレーニングをすれば筋肥大は間違いありません。
コメント